会社員はもちろん主婦や学生からも熱視線の人気国家資格「ファイナンシャル・プランニング技能検定」。学校教育では教えてくれなかったお金にまつわる知識を体系的に学ぶことができ、自身の人生設計に活かせる資格です。私は今年1月実施の3級試験に無事合格しました。2級の受験資格も得られたのでついでに獲ったれ〜!と5月受験を視野入れていた矢先の試験延期 by コロナでした(涙)。
さて、おそらく名前くらいは聞いたことあるこの資格、仮に挑戦してみようかなと考えた場合、どう勉強するかは気になるところだと思います。
勉強嫌いで何十年も勉強から遠ざかって来られた方はスクールも選択肢に入れても良いと思いますが、正直3級でしたらコスパ的に独学を目指してみるのも悪くないと思います。テキスト3~4,000円、受験費用6,000円の計約1万円で取得を目指してみましょう。
私の受験動機
まず私が試験を受けようと思った動機は、高齢で独居の父の介護、住まいや保険などの諸問題に直面した際、自分が年相応のカケラも「お金に関する社会のトリセツ」について把握できておらず、無力感に打ちひしがれ「最低限の知識は備えねば!」と思った次第です。
私の受験アクション
そして昨年11月から勉強を開始。ただ年末年始のわちゃわちゃで正味身を入れたのは2ヵ月程度でした(人によりますが確実性を取るなら3カ月は取ることをオススメします)。
教材はネットで調べて「うかる!FP3級 速攻テキスト」と「うかる!FP3級 速攻問題集」(日経経済新聞出版)にしました。イラストを多用した教材も人気ですが、スッキリ系で大事なところを網羅しつつ、テキスト⇄問題集の流れも機能的な点が私には合っていました。
究極のサブ教材との出会い
とにかく学習範囲が広いこの試験。いかに心折らさずライトに手早くインプットを済まし、アウトプットで場数を重ねるかが鍵と思い上記のテキストと問題集を愚直に進めつつも、しばらくするとその単調な「知識詰め込み作業」に苦痛を感じ始めてきます。モチベを維持させる上でいい勉強法がないかネットで調べているうちに見つけたのが「FP3級ドットコム」というクイズサイト(アプリ)。
PCはもちろん、スマホでもクイズ感覚で片手で操作可能。10年以上の過去問が収録されており、出題分野や出題時期などの範囲を自分で選択して出題が可能。[ユーザー登録]すれば自分の正答率や成績レポートを見ることもでき、弱点克服もスムーズ…と正直「これ金取れんじゃない?」ってくらい至れり尽くせりの神ツールでした。
まとめ
「教材これオンリーじゃだめなの?」という声があるかもしれませんが、理解を伴った「体系的なインプット」は必要ですし、計算問題など電卓を叩いて解く問題もあるので、本番慣れという意味も含め書籍のテキスト・問題集を手を動かしながら回すことには意義がありますし、合格の可能性を高める上で欠かすことはできません。
ただ単純な知識の択一問題も少なくないこの試験における秀逸なサブ教材として、「隙間時間で場数こなし」「苦手分野把握」をこのツールに頼ることは学習効率を加速させるのに大きな力になると思います。
このまま何もなければ、今年度はあと2回(9月&年明け1月)実施される予定です。今からやれば3級ならば9月挑戦まだいけます。この機会にぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?
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