ドラマフリークでない私ですが、気がつくとTBS日曜劇場だけは観るようになってました。
現在放送中の「半沢直樹」も毎週楽しみにしています。
コロナの影響で「半沢直樹」の放映開始時期がずれたのはご存知の通りですが、本来ならばこの7月からはその次のドラマが放映されているはずでした。
それは、、、
「ドラゴン桜2」(阿部寛主演)
それを知り、懐かしさにかられてドラマの前作を全て見直しました。
そしてさらに「極私的!ドラゴン桜の「胸アツ名言」ランキング!」というマニアック過ぎる試みに挑戦してみることにしました。
「ドラゴン桜(2005)」ドラマについて
「ドラゴン桜2」の前作は15年前にドラマ化されました。その時は日曜劇場ではなく、金曜に放映されていました。原作は少し前に映画化された「アルキメデスの大戦」の原作者でもある三田紀房氏の漫画です。
未見の方向けに簡単にあらすじを書くと、
<ゴシップ記事で仕事を干された弁護士(桜木)が、先輩の紹介で三流高校の破産手続を進めることとなる。その際、前代未聞の実績を作ることで逆境を乗り切り、有名弁護士として再起を図ることを思いつき、この三流高校を事業継続させ5名の東大合格者を排出するプランを打ちたて実行する。>
といった感じです。
リアルタイムでも観ていましたが、いいおっさんになってから資格の勉強をしていた際にも、自分を鼓舞するために見直したこともあった記憶があります。
東大受験を扱うだけあって実用的で説得力ある「勉強ノウハウ」の多さは言わずもがなですが、
・主要キャラの背景、価値観がしっかり描かれていて感情移入しやすい(役者も良い)
・勉強だけじゃなく、人が成長する上で大切なメッセージが数多く語られている。
など、歳をとった今見ても、いや今だからこそ心に響く名作だと確信しています。
…と言うことで、早速ランキングに行ってみます!
名言3位「頑張ったとか頑張ってないとか そんなもんには何の意味もないんだよ」
桜木先生(弁護士)は超ドライな現実主義者。作中でも自身の一番大嫌いな言葉は「頑張れ」だと語ります。
このセリフは第3話で、水野直美が特進クラスに入り5日間で他のメンバーとともに高校数学の問題で100点を取るといった賭けに加わることになり猛勉強したものの…といったシーンで桜木先生が放った言葉です。実際はもう少し長く
「受験ってのはな 合格点に達するか達していないかそれだけだ。
頑張ったとか頑張ってないとかそんなもんには何の意味もないんだよ」
結果を出さないと道が切り開かれない場面に思い出したい言葉です。
名言2位「一時の感情で利益を失うバカにだけはなるな」
こちらは第8話。猛勉強後の模擬試験、成績UPに期待を寄せていたメンバーに厳しい現実が。モチベーションを失ったみんなはバラバラに。東大受験を諦めて徘徊していた緒方英喜を見かけた桜木先生が放った言葉です。実際はその言葉の前に
「世の中で成功するのに一番邪魔になるものってなんだかわかるか?
人間の感情だ。
つまらねえ意地や、ねたみ、ひがみ、思い込みがすべてをダメにしちまう。
そういう感情を飲み込んで、目の前にある利益を取れるか取れないかそれが勝負の分かれ目だ」
1円の価値もないプライドを守るため、振り上げた拳を下ろせないがために、価値ある何かをみすみす手放してしまったと言うことは誰しも経験があるのではないでしょうか。
名言1位「どんなことにも“できない”という先入観を持つな」
最終回。東大2次試験に向かうメンバーに檄をとばすシーン。
「日本中の大半の連中がチャレンジもせずに、東大のことを超えられない壁だと決めつけている。
勝手に祭り上げ、勝手に諦め、そして勝手にコンプレックスを抱く。
成功している人間はそれはもともと才能があったからで、自分はもともと平凡な人間だから努力したって無理だ。
そういう思い込みが人の人生をどれだけ窮屈に縛りつけていることか。
世の中に越えられない壁なんてねえんだ。
だからお前ら、どんなことにも“できない”という先入観を持つな」
自分も若い頃にこんなことを言われていたら人生変わっていたのかな、なんて思ってしまう言葉ですね。
この歳になっても「今日が一番若い日」と思って、やろうと決めたことは即行動していきたいと思います。
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と言うことで、「未見」の方も「過去に観たけどうろ覚え」な方も、よろしかったら是非10月の放映までに予習して備えましょ!
2020.9.29追記
コロナの影響でさらに放送時期、延期になったみたいですね〜どうか企画が無くならないことを祈ります。
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