「学びを結果に変えるアウトプット大全」樺沢紫苑

雑記_読書感想文

カバーのそでに書かれた
「現実世界」は、アウトプットでしか変わらない
の言葉がグサッとくる、言わずもがなのベストセラー本です。
ちなみにこの本を読んだことが「私がブログを初めた要因」の一つにもなっています。
そしてこの「読書感想文」のフォームもこの本で紹介していた型を活用して記載したいと思います。

ビフォー

本を手にとったのは少し前。仕事においては「無難」を地で行きパッとせず、一方、時間や労力をかけて資格を取ったものの、それを活かす自信も覚悟もチャンスもなく、時間の経過とともに得た知識が錆びついてしまうことに不安を持っていました。
「このまま単なるノウハウコレクターで終わってしまうのか…」と何だか寂しい気持ちを抱えていた最中、上記の言葉が心に刺さりました。

本の内容

ざっくり、①アウトプット基本ルール、②「話す・書く」上でのTIPS、③「実行・継続」のためのTIPS、といった感じに分かれており、それぞれにすぐ読めて実行できる具体的なTIPSが数十個紹介されています。
著者は医師であり「科学的な裏付けに基づいたアプローチ」でかつ、TIPSは図入りで2~3Pづつにまとめられていて、「とてもわかりやすい」です。
とにかくTIPSの数が多いので、通して読んでもいいですが、①を読みつつ、目次に戻って「自分が特に意識すべき部分」を探して読むのもいいかもしれません。

私の気づき

読後の私の主な気づきは、下の2点です。
①型を持てばアウトプットもスムーズになること
②今の自分にしっくり来る、アウトプットの仕方について

①については、「読書感想文」の例でいうと、本書では「ビフォー」+「アフター(気づき+TO DO)」で書けと教えています。ただ単にざっくり書いてある全体を批評するのではなく、読む前の「悩みを抱えていた自分」、読む行為を経て「解決されたこと」を記すことで、本を読むという時間投資(インプット)に見合った自己成長(アウトプット)を得ることができると伝えています。
本書では他にも数多く、「アウトプットの型」を教えています。何でもかんでも0ベースから考える必要はないと改めて気づき、躊躇せず実行することの後押しに繋がります。

②については、アウトプットの仕方として「ブログ製作」という選択肢に導かれた点です。
著者は本書の中で、ブログの効用・ノウハウを語りつつ下記のようなことにも触れています。

お金が通貨である資本主義においては、「資本家」と「労働者」の間で格差が生まれていました。「情報」が通貨である今日の「デジタル情報化社会」においては、「情報受信者」でいるか、「情報発信者」になるかによって明暗が別れます。
(中略)
これから人工知能の時代に突入します。誰でもできる仕事、検索すればわかるような知識しか持っていない人は、AIに取って代わられるでしょう。重要となるのは個性であり、マニアックでオタク的な知識や経験です。AIの時代だからこそ、情報発信がより価値を持ち、有益な情報を発信する情報発信者が輝ける時代が来ると確信しています。

出典:学びを結果に変えるアウトプット大全

確かに私は「情報受信者」として「人から教わり」「お金を支払い続ける」「インプット型」の人間だと気付かされました。そして「知識吸収」と称しその消費にのみ時間や労力を差し出して、「情報発信者」となる術を磨かないでいると、この先の未来で存在意義を出せない、と改めて気付かされました。

私は普段、文章の校正やネタだしなどの仕事に多少関わっています。
ブログであれば、自身の興味をより詳しく調べて書くことを通じて、仕事のスキルアップにも、ノウハウコレクター脱却にも寄与できるのではと思いました。
(もちろん、「考えをまとめ〜書類におこし〜人に伝える」という流れは普遍的な仕事の形として、あらゆる業種・職種の方に磨きがいのあるスキルだと思います)

FacebookやTwitterなどのSNSがこれだけ普及している中、「今更ブログって?」という思いも若干ありましたが、正直「場」は何だっていいんだと思います。
私はブログは「オリジナリティを出したり」「しっかり記事を書く」のに向いているかなとか、あと欲張りなので「WordPressの使い方」とか「Webマーケティングの知識」も同時に身につけられるかなと思い、選んだだけです。(ただいずれはSNSにも手を伸ばしていきたいと思います)。

TO DO

ということで、著者の教え通り「アウトプットに精進」することを誓い
・ブログ記事 週3投稿
・仕事でも臆せず 2週1くらいで企画提案

どうぞよろしくお願いいたします。

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