どれだけ勉強や読書が嫌いな人でも、救急箱のように「一家に一冊」常備して、できればザッとご一読いただきたい「お金についてにマニュアル本」です。
お金の知識ゼロの人でも、たった今から実践せずにはいられなくなる情報が満載です。
ビフォー
著者の両学長のことは昨年Youtubeで知りました。
のめり込んでいた趣味やら勉強が一段落し、ずっとモラトリアムしていた人生設計についてボチボチ真面目考えねばと焦りを感じていた矢先のこと。
たまたま観ていたYouTubeのおすすめ動画に表示された「濃いめの謎キャラクター」と「お金にまつわる心掴まれる見出し」にグッと引き寄せられ、３〜４個動画を観てすぐにファンになり「チャンネル登録」してしまいました。
本書の事もそこで知り、発売前に予約しました。
本の内容
経済的に困窮しないため、そして自由になるために必要な「①貯める」「②稼ぐ」「③増やす」「④守る」「⑤使う」のお金に対する5つの力の伸ばし方について、具体的な事例を交えて紹介している本です。
例えば「①貯める」の項目では、無駄な保険や光熱通信費など「深い考えもなく支払い続けている生活上の固定費を、いかにして断捨離するか」のノウハウの数々が惜しみなく紹介されています。
全ページフルカラー。各テーマの事例は[関西弁を話す両学長]と[リーマン君]との楽しい対話形式で紹介、図解やイラストもふんだんに盛り込まれており、解説動画へのQRコードも随所にあって、とにかく「大切なことを分かりやすく丁寧に教えたい」という筆者の魂が感じられる本です。
私の気づき
内容の一部はYoutubeで観て、既に取り組んでいるものもありましたが、書籍だと目次で体系的な閲覧ができ、辞書の様に自分が何が足らないのかをササッと検索・再確認できて便利です。
本書に書かれていることは全て実践していい内容ばかりだと思いますが、中でも「即効性のあるもの」や「時間を味方につけるもの」、例えば＜生活上の固定費削減＞＜貯金→投資＞などは、可能なものからどんどん実行していくのが良いと思いました。
あとはやはりこの両学長。お金儲けの情報がどうとかいうこと以前に、「GIVEの精神」っていうか、生き方や考え方など人間的な魅力が溢れすぎている方だな、と本書の端々で改めて実感し感銘を受けました。
TO DO
本書を通してお金の教養を身につけ、自身の人生を豊かにしていくことは勿論ですが、私もこの著者のように、このブログを通して微力ながら「見て良かったと思ってもらえるような情報をGIVEし続ける」ことを目指していければと思います。
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