厚労省コロナ接触確認アプリ COCOA(ココア)使ってみた!

健康の備え_感染予防

本日(7/10)の東京のコロナ感染者数は243名と緊急事態宣言時超えの過去最多となり、再び増加傾向となってきました。
「先の見えない閉塞感」っていうかホント堪えますよね。

我々ができることといえば、基本的な予防行動である「3密を避ける」「手洗い・マスク着用」などですが、この機会にこれまで意図せずスルーしていた「新型コロナウイルス接触確認アプリ COCOA(ココア)」をダウンロードしてみることにしました。

※豆知識:COVID-19 Contact-Confirming Applicationの頭文字をとってCOCOA

何のためのアプリ?

右がメイン画面。ボタンは「接触を知る」「感染を伝える」「アプリ拡散」の3つだけ

「感染者と接触した事実を告知することで、検査を促し拡散を最小限に食い止めるためのアプリです。
具体的には、

①アプリを入れている人たちの中に「コロナ感染者」が出る。
14日以内でその感染者と1m以内の空間15分以上いた人のアプリにアラート送られる。
③送られてきた人はすぐに検査受ける。そして万が一、陽性だったらアプリで知らせる→②に続く

といったことを実現するためのアプリです。
※なお、氏名・電話番号・GPSの位置情報などのプライバシー情報を用いない形で運用されるため「どこで会った」「誰」とか言う情報は一切表示も記録もされません。

メニュー画面は「接触を知る」「感染を伝える」「アプリ拡散」の3ボタンしかない非常にシンプルな作り。
手間のかかる設定や個人情報などの登録も不要で、ダウンロードすれば、誰でもすぐに利用することができます。

普及の現状と考察

厚生労働省は国民の6割がインストールすることを期待しています。
利用者が少ないと当然効果も不十分だからですが、本日7/10(金)時点で648万人しかダウンロードしていないのが現状です。率にして僅か5.15%です。

アプリが浸透しない理由を自分なりに考えてみました。
おそらく未使用者が下のどれかの状態・心境にあるからだと思います。

よく知らない。
②知ってるけど、監視社会っていうかプライバシー情報取られそうで何だか怖い。
③やる意味も感じられない。関係ないし、めんどくさい。
④自分がコロナと判明することでリスクしかないと感じる。

①②については、国民に正確な情報しっかりリーチさせることで解決可能かと思います。

③については、「やることのメリットや意義をしっかり説くこと」も大事ですが、それだけじゃ厳しいような。
中国までとは言わないまでも、アプリを入れない人は「何らかの不利益が生じる仕組み」にしないと厳しい気がします。例えばコロナが発覚した時の「治療費が相対的に高い」とか「ベッドのグレードが違う」とか(笑)、「自分が感染元になる可能性に目を向けない人にはある程度ツケを払わせる」仕組み(あるいは入れた人がメリットを享受できる仕組み)が必要かと思います。

とはいえ、④は難しい問題です。
「自分のせいで営業停止になって会社が倒産するかもしれない」
「周囲が検査を強いられたり、感染してしまったりして、激しく避難を受けるかもしれない」
「何なら黙っていれば、感染源が誰かわからなくなって責任回避できるだろう・・・」
と、つい魔が差してしまいそうなほど、感染を申告した場合の影響や社会的制裁リスクに意識がいってしまうのはとても理解できます。
やはり、感染予防の呼びかけを徹底した上で、国や職場などでも「感染を申告した人を奨励する」空気をつくっていくのも必要だし、補助金などの経営サポート体制も継続していく必要があるのかもしれません。

まとめ

色々思うところありますけど、やっぱり「自分」や「自分の大切な人たち」、「そのまた大切な人たち」が悲しい思いをするリスクに晒されないために、大切な取り組みだと思いますので、まずは是非アプリをダウンロードして活用してみてください。
日本人やっぱスゲーやったりましょう!そして終息したその日には、スカッとアンインストールしましょう!

ダウンロードはこちらから↓

Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.go.mhlw.covid19radar

App Store
https://apps.apple.com/jp/app/id1516764458

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