例年8〜9月に多く上陸する台風ですが、今年の8月は影響が小さかったですね。
しかし、お天気アプリで有名なウェザーニュースの予想では
「今年は9月をピークに接近・上陸が増える」
とのこと。
今日は「防災の日」ということで、「台風に備えて準備しておいてよかったと感じたものランキング※」とともに、いざという時使える状態にあるように交換時期と合わせて紹介します。
※ランキングは楽天インシュアランスプランニング株式会社の「台風対策に関する意識調査」より
備えてて良かったモノ 5位「スマホのモバイルバッテリー」
「停電」で焦らされる機器の代表格は何と言ってもスマホですよね。
情報収集、連絡ツール、支払い、時には懐中電灯の代わり…そんなスマホの活動限界を引き延ばすモバイルバッテリーの存在は、災害時のサバイバリティを左右すると言っても過言でありません。
寿命と交換のタイミング
モバイルバッテリーもあくまで消耗品。サイズや充電頻度により幅がありますが、一般的には充電回数がおよそ300~500回が寿命の目安といわれています。1〜2日毎に充電すると2年前後と言ったところでしょうか。
「充電時間が長くなった」「すぐに電池がなくなる」「バッテリーが膨らんできた」「すごく熱を持つようになってきた」などの徴候がある場合は交換を検討してもいいかもしれません。
備えてて良かったモノ 4位「缶詰、カップ麺など常温保存可の食料」
台風に関わらずどんな災害でも強いのはやはり、常温保存できる「カップ麺」「レトルト」等、さらに電気、ガス、水道などのライフラインがが止まっても調理不要な「缶詰」。できれば人数×1週間分をストックするのがおすすめと言われています。
寿命と交換のタイミング
最近は保存技術が進んで高いお金を払えば保存期間の長いものも増えてきていますが、
あくまで一般的なもので、まずは「カップ麺」の賞味期限は約半年、消費期限は+3ヵ月とみておくと良いでしょう。
「レトルト」の賞味期限は1〜2年、消費期限は+半年くらいとも言われています。
「缶詰」の賞味期限は定番の魚や焼き鳥の缶詰は常温で3年、カンパン等で約5年が多いようです。消費期限については保存状態次第で何十年も持つそうです。
しかし、そこまで放置し「一か八かで食中毒」の状態にならないように、どの保存食も冷暗所など食品に適した場所で保管し、賞味期限内で少しづつ食べきる。そして新しいものを補充するのが安全です。
備えてて良かったモノ 3位 「電池」
停電時、懐中電灯やラジオなど
寿命と交換のタイミング
電池に記載されている使用推奨期限は、JISで定められた電池性能を発揮する期限を定めたものだそうです。この期限を過ぎても使えなくなるわけではありませんが、この期限内に使用開始することが推奨されています。
一般的に、単三でいうとマンガン電池で2年、アルカリ電池で5〜10年となっています。
電池を使う際には、古いものを混ぜずに全て新品で使う方が長持ちします。あとマンガンとアルカリを併用すると発熱、液漏れ、破裂の原因になるのでNGです。
備えてて良かったモノ 2位 「飲料水」
水も災害時に店頭から消え易いものの一つです。大人1人につき、1日2~3Lの水分が必要だと言われています(食事も含む)。
水分をとるだけなら自動販売機でジュースを飲むなどもあるかもしれませんが、調理や粉ミルクなど とすぐに困ってしまいますよね。
寿命と交換のタイミング
賞味期限は一般的なもの(1.5L)で2~3年、備蓄用のもので約5年とも言われています。こちらも冷暗所に保管するのが良いでしょう。
賞味期限を過ぎても未開封で保存状態が良ければしばらくは飲めると言いますが、上記の非常食同様に、期限を目安に飲んでしまって新たなものと入れ替えるか、期限が大分過ぎていて心配なものはお風呂・洗濯・植物の水やり・掃除の際の水拭きに使うなどして有効活用しましょう。
備えてて良かったモノ 1位 「懐中電灯」
堂々の一位はこちら。まさに災害のマストアイテムですね。
スマホでも明かりは灯せるとは言えあくまで非常時の代替品、機能面で特化品の足元にも及びません。
安いものでは100均でも購入できるので複数あっても良いと思います。
寿命と交換のタイミング
懐中電灯用の豆電球(ハロゲン球)の場合は25時間と言われていますが、LEDは数万時間と長寿命な上、省エネで電池の消費量も少ないです。
まだお持ちでない方は多少奮発してLEDの物を買ったほうが良いでしょう。
あと、「電池の液漏れ」の原因となりますので、長期間使わない場合はできるだけ電池を外すようにした方が良いです。
あとがき
自分や家族の身を守るため、そして有事の際にお店で買えない、探し回る、並ぶ、といったことに時間や労力をさかれないためにも、今からできること少しづつでもやってみませんか。
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