初心者におすすめ!「つみたてNISA」ではじめる投資信託。

お金の備え_増やす

私が気にしているせいか、コロナ禍で多くの方が将来に不安を感じ始めたせいなのか、はわかりませんが、最近、「投資」や「マネー」の話題がyoutubeや雑誌などでよく見かけるようになった気がします。

今回は「投資」に興味があるけど一歩踏み出せない方向けに、私が勉強して実践してみた「いわゆる初心者が大ゴケしない投資のはじめ方」について、できるだけわかりやすくお伝えできればと思います。

なお、一攫千金を狙ったギャンブル的ものを期待している人には合わない内容です。
投資に関して見識が乏しく、煩雑な管理ができない初心者が、時間を味方につけ長期的なリターンを目指す上での1ステップとしてご参考にしてください。
またリターンを確実に保証するものでもありません。

ゴール設定=「つみたてNISA」でインデックスファンドの定期購入

「投資」と言っても、株や金、不動産などジャンルも幅広く、ハイリスクハイリターンの玄人向け商品もあれば、素人をカモに売りつけるようなクズ商品も数多あります。
また一方で、トレーダーのように一日中モニターに張り付いている時間もないし、企業の業績や社会情勢などを常にチェックする知見も気力もない。

我々ビギナーは「うまい儲け話」に左右されないで、いわゆる「鉄板」の方法から実践していくのが安心だと考えます。それは、

「インターネットで証券口座を開設」し、
「米国の優良なインデックスファンド」を
「つみたてNISA」を使って購入すること。

インターネットで証券口座を開設

まずは窓口ではなく、ネット上で自分の証券口座を作りましょう。

理由1 開設も取引もお手軽
理由2 手数料が安い
理由3 余計なセールスをされ
カモられるリスクがない

必要なものは「ネットができる環境」「自身のメールアドレス」「マイナンバーカード(個人番号カード)」の3つだけです。
(まだマイナンバー通知カードの状態ですと、運転免許証なども必要になります)

証券会社は、メジャーな「SBI証券」or「楽天証券」この2択以外は考えなくて良いです。
手数料の少なさ売っている商品の幅サポートの手厚さなど、どれを取っても甲乙つけがたいですが、楽天のポイント連携を実行している人でなければ、ネット証券NO.1の「SBI証券」で良いのではと思います。

<手順(SBI証券の場合)>

[SBI証券]で検索し、[はじめての方へ]へリンクを押す。
[口座開設はこちら]を押して、自身のメールアドレスを入力して[メール送信]を押します。(画面は開いたままです)

SBI証券から認証コード記載のメールが届くので、そのコードを口座開設画面の入力フォームにコピペします。

すると[お客様情報の設定]の画面に進みますので、そこで居住地・お名前などご自分の情報を入力していきます。

特定口座に関しては「開設する」で問題ありません。

NISAの選択については特別お考えがなければ「つみたてNISA」を申し込むを選択。
その理由とメリットはあとで解説します。

SBIネット銀行の口座開設同時申し込みの選択があります。
すでに持っている人は申し込まないでいいですが、同じ系列の銀行口座と証券口座を持つことによって利便性などメリットがあるので持ってない方は申し込んでおきましょう。

その後に審査がありますので手順に従って審査申込みします。

購入すべきは「優良な米国インデックスファンド」

審査が完了し、無事口座が開設されたら、ようやく入り口に入ってこれました。
さて、では何を買えばいいのか?

段階的に説明しますが
★まずは「投資信託」を選んでみるのが良いでしょう

理由1:プロが常時運用してくれるため情報収集や管理の負担が小さい。
理由2:特定企業の株のみ買うよりはリスクヘッジしやすい。

つまり目利きも管理もできない自分が銘柄を決めて買うのではなく、投資のプロが何らかの目論見を立てて運用してくれるファンド(投資家から集めた運用の原資となる基金)に投資することで、運用手数料は多少取られますが、投資初心者で、かつ日頃忙しい人が一歩踏み出すためには賢明な選択でしょう。

★「投資信託」の中でも「インデックスファンド」を選んでみます。

理由:長期的な運用を前提とした場合、相対的に勝率が高いから。

ある市場全体の動きを表す代表的な株価指数をインデックスといい「日経平均株価」や「TOPIX」などの有名な株価指数もそれらに該当します。
インデックスファンドはこれらの指数の値動きとの乖離が小さくなるよう運用するタイプのファンドです。

比較対象としてアクティブファンドがあります。こちら指数を上回るリターンを目指して運用するものですが、下回る際のリスクも大きく、長期保有においてはインデックスファンドに軍配が上がることがデータで証明されています。

★「インデックスファンド」の中でも「S&P500に連動したインデックスファンド」を選びます。

理由1:S&P500はGAFAMを含む米国優良企業を選抜したドリームチーム詰め合わせだから。
理由2:アメリカは未だ世界経済の中心であり、相対的に安定的な将来を見込める。


S&P500とは米S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社が提供するアメリカの代表的な株価指数です。
米国の主要な上場企業500社の株価をもとに算出されており、その時価総額は米国株式市場全体の約80%をカバーしています。当然GoogleやAmazon、Facebook、Apple、
Microsoftといった世界を牽引する企業も含まれる、アメリカのいいとこ取りの指数と言ったところで、日経株価とは違い、該当500社は適宜見直しや入れ替わりがなされ、業績不良企業は落とされるようです。
そして、世界株式の約54%が米国企業であり、なおかつ長きにわたり堅調に伸びています。それはアメリカがイノベーションが起こりやすい土壌があること、法制度がしっかりしていること、先進国では数少ない人口増加国である、など様々理由が挙げられますが、あえて新興国や乱高下の大きい日本に手を出すよりずば抜けて安定感があります

SBI証券で購入する銘柄としては「SBI-SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」で良いと思います。
米バンガード社は世界初のインデックス投資信託を販売した会社で、世界2位の投信会社。信頼性は折り紙つきな上、手数料がとても安いです。

「つみたてNISA」で購入する

さて、口座を作る際に選んだ「つみたてNISA」について解説します。

まず投資家が株などを購入して、のちに配当金を受け取ったり、値上がりした時に売却して「利益」を得た場合、その「利益」に対して「税金」がかかります。

しかし、NISA(少額投資非課税制度)を使って購入した株に関しては、利益が出てもそこに税金が発生しないという嬉しい制度が2014年から導入されました。
年間購入できる金額には上限があり、1人に1口だけという制約はありますが、こちらを使わない手はありません。

そして制度には「NISA」「つみたてNISA」の2タイプあり、「運用期間」や「買い方」「非課税になる額」「対象商品」といった特徴が異っていて、どちらか1つしか選択できません。

初心者は「つみたてNISA」を選びます。

理由1:運用期間が長いため長期投資に向いている
理由2:金融庁チェック済みの証券のみ購入できる(ぼったくり排除)
理由3:「つみたて」というスタイル自体がリスクヘッジになる

表で比較していただくとわかるように、つみたての方は20年の運用期間を見込まれています。
そしてこの制度は国民にもっと投資をしてほしいといって作った背景もあり、粗悪な投資商品は排除されるようにチェックされています。
そのため(今回は「S&P500連動インデックスファンド」購入を提案していますが)、より学ばれて他の商品も組み入れようとした時でも、相対的にリスクは小さくできます。

更に、あまり管理に手間をかけず、長期保有でリターンを目指す初心者にとっては、毎月など定期的に同じ額をつみたて購入していくスタイルはベターと言われています。
これは「ドルコスト平均法」と言われる超ベーシックな購入方法です。

1度にドカ買いすると、相場が上がりきった時に購入してしまうリスクが発生しますが
この「ドルコスト平均法」であれば、相場が高い時も低い時も購入していく形になるため、「いつ買い時か?」などのタイミングを気にする必要が無くなります。

またこの購入方法は経済が将来的に成長し続けることが、リターンを得られるための前提条件ですが、資本主義が崩壊でもしない限り、長期的に上昇していくことは過去の歴史が証明しています。
なのでいずれは、購入した平均額よりも相場が上がり続けていれば資産価値が上がってくということです。

まとめ

コロナウイルスにより世界経済が大打撃を受けていますが、人や会社が成長を止めない限りは、いつかは経済は改善していくことでしょう。
一方で不確定な未来に備えるためには、やはり自己防衛のためのリスク分散が必要です。「金利がほぼ0に等しい貯金」以外の選択肢を持つことで、あなたの資産を増やす道も拓けてきます。

まずは、ほんの少額から始めてみませんか。
一時的に目減りしても精神的にこたえない範囲、気にせず放置しておける範囲から始めてみて、少しづつ共に勉強していきましょう!

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